デジタルトランスフォーメーションで新しい生活を提案!

デジカメ選びのコツ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

動機

デジカメは1年前の機種だと既に古い感じをもってしまうほど現在進行形の製品です。

そのせいか、撮影方式や記録方式がメーカーごとにバラバラなため、どれを選べばよいのか迷ってしまいコマーシャルのイメージだけで機種を決めてしまうことが多いようです。そこで、ここではデジカメを選ぶときのポイントを調べてみました。

デジカメ選びのポイント

  1. 画素数は多いほど良いのか?

    画素数(ピクセル数)はファインダーに写る四角い領域を分割する個数です。
    デジカメが出始めた10年ほど前には20万画素や40万画素という画素数でしたが、現在では400万画素、500万画素が主流となっています。

    価格からみた場合には、1年前~2年前に発売された300万画素や200万画素が半分以下の価格で店頭に並んでいます。
    心情的に安いほうを買いたくなるのですが、問題はないのでしょうか?
    前述のように、画素数というのは写真を何分割するかの違いですので、撮影した写真をどのように利用するのかによってどのくらいの画素数が必要なのかが変わってくるのです。

    <事例1>
     撮影した写真をパソコンに保存して電子アルバムとして楽しむ。
     この場合は、写真はパソコンの画面で見ることになります。パソコン画面は1ミリ四方を16個に分割して表示しますので、サービスサイズ程度に表示して見るなら18万画素あれば良いわけです。(言い換えれば、18万画素以上あってもキレイさは変わらないということです。)
     ということは、画面いっぱいに表示しても80万画素程度ですので、デジカメの画素数は100万画素あれば十分だということがわかります。

  2. 写真を保存する方式は何を選んだほうが良いのか?

    昔のデジカメは内部に保存用メモリを搭載したものが主流だったのですが、現在ではデジカメ内部には保存することはできず、デジカメに差し込んで使うメモリーカードが必要になります。
    メモリーカードの種類は主に使われている下表の4種類あります。
    メモリーカードの種類 対応メーカー名 128MB参考価格/
    対応パソコン
    メモリースティック ソニー ¥6,510
    対応パソコン:富士通/ソニー/東芝/HP
    コンパクトフラッシュカード
    (CFカード)
    キャノン ¥6,279
    SDメモリーカード/
    マルチメディアカード(MMC)
    カシオ
    ニコン
    パナソニック
    京セラ
    ペンタックス
    コニカミノルタ
    リコー
    サンヨー
    ライカ
    ¥6,270
    対応パソコン:富士通/東芝/HP
    xDピクチャーカード オリンパス
    富士フィルム
    ¥7,854
    対応パソコン:NEC
    メーカーの数からいえば、SDメモリーカードが主流といえますが、xDピクチャーカードを除けば価格はそれほど変わりません。
    パソコンの対応メーカーの多さからいうとメモリースティック、SDメモリーカードが有利です。

  3. ズーム機能はあったほうが良いか?

    デジカメのズーム機能には光学ズームとデジタルズームという2つの方式があります。次のような特徴があります。
    ズームの種類 特徴
    光学ズーム フィルムカメラのズーム機能と同じものです。
    デジタルズーム 擬似的に写真を拡大するものですので、パソコンの写真編集ソフトで拡大するのと同じことをカメラでできるということです。
    拡大すればするほど、画質が劣化するのでおすすめできません。
    光学3倍ズーム機能を持った機種が多いようです。ポートレイト写真を撮影する場合が多いような方には光学ズームがついたデジカメをオススメします。

  4. 利用方法からみた撮影距離の注意点

    遠くのものを撮影するときにはズーム機能が便利です。逆に近くの小さいものを撮影するには撮影可能な最短距離がどのくらいかによって使い勝手が違ってきますので注意したいところです。
    マクロ機能がついていてもデジカメごとに撮影可能な最短距離は1センチから20センチと様々ですので、本や雑誌の細かい文字を撮影したい場合などは注意してください。

  5. 付属品に注意

    メーカーによって付属しているアクセサリー類に違いがあります。
    メーカー名 付属品
    ソニー IC記録メディア“メモリースティック”(32MB)、マルチ端子専用USB接続ケーブル、リチャージャブルバッテリーパック NP-FR1、バッテリーケース、ACアダプター AC-LS5シリーズ、マルチ端子専用AV接続ケーブル、電源コード、CD-ROM、リストストラップ
    ニコン (単3形アルカリ乾電池(LR6)2本、ストラップ、USBケーブルUC-E6、オーディオビデオケーブル、Picture Project CD-ROM付)
    キャノン リストストラップWS-300
    AVケーブルAVC-DC300
    バッテリーパックNB-1LH
    バッテリーチャージャーCB-2LS

    インターフェースケーブルIFC-400PCU
    CD-ROM
    CFカード(32MB
    カシオ リチウムイオン充電池、USBクレードル、USBケーブル、ACアダプター、ストラップ、CD-ROM
    オリンパス ストラップ
    USB接続ケーブル
    AVケーブル
    リチウムイオン充電池(LI-10B)
    リチウムイオン充電器(LI-10C)

    充電器電源ケーブル
    xDピクチャーカード(16MB
    CD-ROM(キャメディアインフォメーションディスク:CAMEDIA Master、Windows 98対応用ドライバソフト等)
    富士フィルム 16MB xD-ピクチャーカード・充電式リチウムイオンバッテリー NP-40(1個)・ACパワーアダプター AC-5VW・FinePix F610専用A/Vケーブル(1本)・FinePix F610専用USBケーブル(1本)・ストラップ(1本)・CD-ROM・使用説明書(一式)・保証書(一式)
    充電池と充電器が付属しているかは重要ですので、必ず確認しておきましょう。デジカメ用のケースも必要になりますが、ほとんどのメーカーでは別売りとなっています。

  6. レンズの大きさに注意

    レンズの大きさはデジカメの機種によって様々です。
    レンズの大きさによって大きく違うのが写真の明るさです。レンズが小さいと、スリムで携帯に便利という利点がありますが、どうしても暗めの写真になる傾向があります。当然補正することは可能ですが、写真にこだわる方ならある程度の大きさのレンズのデジカメを選んでください。