iOSアプリをAdHocで公開する方法 Xcode6.1の場合
adHocでアプリを公開する方法のまとめ
昔のTestFlightのようなサードパーティツールが自動でやっていたことを自前で行う方法です。
\* Apple版TestFlightと比べて
・テスト機の UDID をやりとりする
・SSL対応サーバを自前で用意する
ということはあるものの、iTunesConnectにアプリ登録して事前審査を受ける必要ないので急ぐ場合はAdHoc配布のほうがよい。
Xcode6.1 で
(1) テスターから デバイスの UDID を知らせてもらう
(2) Apple Developerサイトを開いて Certificates, Identifiers & Profiles の Device に UDID を登録する
(3) provisioning profile を generate する
(4) ダブルクリックしてxcodeにインストールする
(5) product - archive でアーカイブ作成
(6) organizer で対象アプリを選択して Export…
(7) save for Ad Hoc deployment を選択
(8) チームプロビジョニングプロファイルを選択
(9) adHoc用プロファイルが表示されるので Exportボタンをクリック
*ここでエラーがでるときは、
(a) Apple Developerサイトを開いて Certificates, Identifiers & Profiles の Provisioning Profiles - Distribution をクリックして一覧を見る
(b) XC Ad Hoc: * というプロファイルをクリック
(c) Downloadボタンをクリックしてダウンロード
(d) ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールする
\* provisioning profileを新しく作った場合に、ここで古いprovisioning profile名が表示されるときは→をクリックして表示されるFinderファイル一覧からハイライトファイルを削除して、画面をひとつ戻してから続けるとprofile名が更新される
(6) 保存場所を指定して Exportボタンをクリックすれば .ipa ファイルが作成される
(7) manifest.plist を作成する
(8) html ファイルを作成する
(9) https アクセス可能なクラウドにアップロードする
\*これでadHoc公開準備完了
(12) テスターに html ファイルのURL(ex. https://app.staging/app/index.html)を iCloudメモ か メール、チャット で知らせる
(13) デバイスで URL をタップするとアプリがインストールされる
AdHoc配布対象のデバイスを追加するとき
(1) apple開発者サイトでdeviceを登録 名称とUDID
(2) XC Ad Hoc:* provisioning profile (invalidになっている)またはアプリ専用 provisioning profile で追加デバイスを有効にする
(3) provisioning profile を generate しなおす
(4) ダブルクリックしてxcodeにインストールする
(5) Product - Clean する
(6) Product - Archive して配布アプリファイルをつくる
\* 登録していないデバイスにインストールを試みると、「Appをダウンロードできません」ダイアログが表示される
\* provisioning profile の内容を確認するには 生成された xxx.ipa ファイルのファイルタイプを .zip に変更し、ダブルクリックして解凍し、embedded.mobileprovision ファイルの内容をUTF-8に対応したエディタで確認する