Segueを使うと柔軟な画面遷移ができます
iOSアプリの試作品を作るにあたって、StoryBoardでストーリーボード(絵コンテ)を作れるのがandroidにはないiOSの優位点かもしれない。
nib(.xib)からStoryboardになって便利になったのはそれだけではなく、Segueにより柔軟に画面遷移が可能になったことだ。
Segue以前は2つ前の画面に戻ることは難しかったが、Segue後は簡単にできるようになった。
ではSegueの使い方を見ていこう。
Storyboardでは
<通常Segue>
Storyboard上のUIButtonやUIBarButtonitemやGestureRecignizerやUITableCellをタップした時に遷移したいUIViewControllerまでCtrlキーを押しながらドラッグするだけ。
作成したらIDを設定しておきます。
<戻るSegue Unwind Segue>
StoryboardのUIViewControllerのExit
Storyboard上のUIButtonやUIBarButtonitemやGestureRecignizerやUITableCellからExitまでCtrlキーを押しながらドラッグして、タップした時に戻りたいUnwind Segue IDを選択する。
プログラムからは
<遷移元UIViewController>
マニュアルでSegueを実行
[self performSegueWithIdentifier:@"storyboardId" sender:self];
遷移先のUIViewControllerのインスタンス変数に値を渡す
- (void)prepareForSegue:(UIStoryboardSegue *)segue sender:(id)sender
設定したSegueを実行したりしなかったりの切り替えをする
- (BOOL)shouldPerformSegueWithIdentifier:(NSString *)identifier sender:(id)sender
<遷移先UIViewController>
Unwind Segue
画面の戻り先となるメソッドを定義する。
- (IBAction)someMethodName:(UIStoryboardSegue *)segue
という形式で好きな名前のメソッドを作る。このメソッドが戻り口になる。