新元号と消費税の関係
新元号と消費税の関係
1988年、私が事業を始めた年である。
その翌年の1月に改元され、昭和から平成に変わった。
そして、その3ヶ月後に消費税3%が導入された。
その頃の最新のコンピュータである「電卓」には赤くてよく目立つ税込ボタンが搭載された。
あれからちょうど30年がたつ今年、2019年は、5月に改元されることがあらかじめ決まっている。
そして、その5ヶ月後に消費税が30年前の3倍の10%となるのである。
この30年間に、戦争が何度もあり、自衛隊も欧米とイラクとの戦争に参加した。
日本本土に被害はなかったものの、平成は戦争ばかりしていた時代だった。
2001年9月に米国本土が初めて外国から攻撃された。
その攻撃の様子がテレビで生中継された。
仕事帰りにNHKニュース速報でその映像を見た時、行ったこともない知らない国の出来事ではあるが、この現実に起こったことは世界を変えるだろうことは想像がついた。
米国は当然のように、アフガニスタンに侵攻しビンラディンを殺害し海に沈め、イラクを空爆しフセイン大統領を殺した。
エジプトやリビアなどの中東では革命が起き、民主化の波が起きた。
北朝鮮はロケット開発を進め、核兵器で武装した。
ロシアはクリミアを侵攻した。
中国は南沙諸島に侵攻した。
韓国は日本の竹島に侵攻した。
イスラエルはシリアやパレスチナと戦闘を続けている。
欧米はシリアを空爆した。
ほんとうにいつも、人殺したる戦争ばかりの時代、それが平成だった。
東日本大震災は、日本人よお前らも他人事ではないぞと誰かに言われている気がした。
私にとって紛れもなく、それは戦争体験だった。