Wifiルータ選びのポイントとメーカー別注意点
2022/04/06
Wifiルータ選びのポイントとメーカー別注意点について
<対応していなければならないポイント3つ>
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・IPv6
これは全てのルータが対応している。
IPv4 over IPv6接続(または、IPoE接続)というプロトコル接続でインターネット通信を行います。
IPv4と比較して圧倒的に高速になります。
インターネット回線(モデムから)をルータに接続してしばらく待つだけ、という設定フリーなのもありがたいです。
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・WPA3
Wifiの認証にWPA3 Personalプロトコルが利用できるものであること。
WPA2にしか対応していないものは、セキュリティが脆弱です。
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・Wifi6
802.11axの通信プロトコルに対応したものであること。
複数のデバイスを接続した場合などの通信方法がこれまでと異なり高速です。
<対応していても使用しないあるいは危険な機能>
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・MACアドレスによるWifiアクセス制限
多くのデバイスは、プライバシーのため、プライベートMACアドレス(ランダムMACアドレス)など、MACアドレスが可変となっているため、MACアドレスによるアクセス制限することはできない。
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・SSID非公開(SSIDステルス)機能
ルータのSSIDを非公開にすると、一見安全性が高まるように思いがちだが、情報漏洩のリスクが高まる。
デバイスがルータを探そうとする際にSSIDとパスフレーズをブロードキャストしてしまうためです。
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・パススルー機能
IPv6に対応していないルータなどで、ルータによる通信ブロックを経由せずに、デバイスが直接インターネットと通信するもの。
デバイスが公となるため、不正アクセスのリスクが高まります。
<メーカー別注意点>
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・エレコム (ELECOM)
設定画面ログインユーザー名が可変
設定画面ログインパスワード(管理者パスワード)が30文字
使える文字が英数大文字小文字-_
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・バッファロー (BUFFALO)
設定画面ログインユーザー名がadmin固定
設定画面ログインパスワード(管理者パスワード)が最大8文字
使える文字が英数字_
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・アイオーデータ (IO DATA)
設定画面ログインユーザー名が可変
設定画面ログインパスワード(管理者パスワード)が最大12文字
使える文字が英数大文字小文字スペース! # $ % & ( ) * + - . / : ; = ? @ ] [ _ { } ̃
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・日本電気 (NEC Aterm)
設定画面ログインユーザー名がadmin固定
設定画面ログインパスワード(管理者パスワード)が64文字
使える文字が英数大文字小文字-_
上記からわかるように、バッファローはシェアがトップのようだが、「ハッキングしてください」と言っているような設定画面のパスワード仕様なので、このルータを使うということは、セキュリティが非常に脆弱となり、海外から不正アクセス確率が非常に高まります。
私は、バッファローのルータ機器を使うことは勧めません。