AbemaTVが変えたインターネット通信インフラ
インターネットとの相互接続が始まったニフティサーブに申し込んで、家の電話回線を9.6kbpsのモデムにつなぎ、そのモデムを日本語は表示できるもののアルファベット入力しか出来ないVT100ダム端末につないで、BBSからMacintoshやVMSやUNIXの情報を取得していた。
25年前、テキストを受信するには十分すぎる通信速度だった。
<通信速度の移り変わり>
(アナログ)9.6kbps → 14.4kbps → (ISDN)64kbps → (ADSL)1Mbps → 50Mbps → (FTTH)100Mbps → 1Gbps
FTTHが実現し、通信速度は十分に早くなり、この10年、通信速度を気にすることはなかった。
AbemaTVが開局し、2K画質の高品質な放送がインターネット網に溢れるようになった。
そんなとき、@niftyと名前を変えたニフティサーブの通信速度が500Kbps前後に速度低下し、複数テキストと複数画像から構成されるウェブページを表示するだけでも数十秒かかるようになった。
現在のインターネット網はNGNと呼ばれる都道府県単位のNTT地域通信網が@niftyなどのプロバイダ基幹網に接続している。
プロバイダ基幹網は他のプロバイダとピアリンクしているし、大手町の接続点でも相互接続している。
<AbemaTV動画視聴の通信フロー>
AbemaTV → AbemaTV収容プロバイダ基幹網 → ピアリンク → @nifty基幹網 → NTT地域通信網 → 利用者PC
単一テキストが情報のほとんどを占めていた頃は、9.6Kbpsの通信速度で十分だったインターネット網は、動画が情報のメインになり、さらに2K画質の高品質な動画が主流になった現在ではストリームごとに数Mbpsの通信速度が必要になる。
@niftyなどのプロバイダはその構造上、自身の基幹網とNTT地域通信網を接続しなければ利用者に通信サービスを提供することはできない。
その際、網と網を接続する網終端装置がボトルネックになるのだ。
10Gbpsという低速のユニットであるNTT地域通信網とプロバイダ基幹網の間に置かれる網終端装置は、fuluやYoutubeやニコニコ動画といった1K画質以下の低画質動画が主流の時代には十分だったが、2K画質の高品質動画のインフラとしては時代遅れになっている。
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