2010年代になるまで「知識を得る」のは高価であり且つ手に入れるのにとてつもないモチベーションと労力を必要とした
2010年代になるまで、「知識を得る」ことは高価であり、かつ手に入れるのにとてつもないモチベーションと労力を必要とした
2000年がくるまで、知識は書籍や雑誌や先人から得るしかその術はなかった。
先人とは、学校の教師やBBSに質問することを指している。
専門的な事柄になるとその事柄が記載されている本を見つけることが極めて難しかった。
神保町の本屋、市立図書館、県立図書館、大学の図書館、国会図書館を巡って目当ての知識が掲載されている本を探すことも度々あった。
2000年代では、情報は偏った部分的な情報しかインターネット上で共有されていなかった。
2010年代に入った頃から、書籍で述べられている知識をインターネット上の知識が上回るように変わったと明確に感じたその時のことを憶えている。
OSやブラウザをはじめとするソフトウェアはそれまでの数年に1回のバージョンアップから毎月のようにバージョンアップされるようになった。
書籍に記載されている知識が古く陳腐化しており、使い物にならなくなった。
それまで、「知識」というのは専門家や知識人が一般の人々に教えるものだった。
現在のように、ニッチな分野を追求している個人がインターネットにその得た知識を共有することはあり得ない社会だった。
2010年代になるまで、「知識を得る」ことは高価であり、かつ手に入れるのにとてつもないモチベーションと労力を必要としたのである。
私が専門的な情報を公開するようになったのは3年ほど前からだ。
その理由は、一般の人々が共有してくれた情報がとても役にたつことを実感したため、その良い意味での「おかえし」をこの社会に対してしたくなったからだった。
それまでは、インターネット上の公式情報だけを頼りにしていたが、木で鼻をくくったような情報しか手に入らなかった。
実践的できめ細かな情報は一般の人々が共有してくれた情報でなくては得られないものだった。
唯一、本が役立つ時がある。
その事柄に対して全く前提知識がなく取り付く島がなく、その端緒を掴むには一冊の本が役にたつことがあるのだ。
2010年代以降、小説などの娯楽を除き、専門書を購入することは数年に一冊程度なのである。
2023年12月 | ||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
  |   |   |   |   | 1 | 2 |
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |   |   |   |   |   |   |
iOS
web
?スA?スv?ス?ス?スフ抵ソス?ス??
?スu?ス?ス?スb?スN?ス`?スF?ス[?ス?ス?ス^?ステ搾ソス?スZ?スp
?スV?ス?ス?ス?ス?スミ会ソス
?スT?スE?ス?ス謨ァ?ス?ス
?ス?ス?ス{?スフなりた?ス?ス