ロボットやアンドロイドを好意的に捉えている日本人は特別で欧米人はそれに警戒心や偏見を抱いている
デジタルネイティブという言葉がある。
born to be computed all things.
生まれた時にはすでにコンピュータが自宅にあったという世代のことだ。
音楽もマンガもスマホで聴いたり読んだりしてきたし、映像に雑音が入るテレビや聞き取りにくい電話や混線するラジオや時刻がずれた腕時計など体験した経験がないという世代である。
私がコンピュータに初めて触れたのは20歳だった。
文書作成に機能が限定されたコンピュータだった。
ブラインドタッチを学びながら、汎用コンピュータに憧れていた。
汎用コンピュータとは、プログラムを作りさえすればリソースの範囲においてなんでもできるコンピュータのことだ。
このころのコンピュータはスタンドアロンが普通で、ネットワーク化したとしても事業所内に閉じて使うものだった。
1992年にインターネットが商用にも解放され、大学などだけで独占されていたインターネットを超えて米国などの海外のコンピュータと通信できる環境が整備されたことで、インターネットに繋がっていないコンピュータは利用価値がないというところまでに至った。
光ファイバケーブルの海底敷設が整備され、FTTH、ADSLによるネット接続環境の普及により、デジタルネイティブが生まれる環境が整った。
インターネットが解放されて25年。
いま私たちはそのインターネットによって脅威にさらされている。
インターネットに接続するという便利を手にした我々は、悪意を持った人々からのインタフェースを玄関や窓以外にもうひとつコンピュータにも戸締りをしなければならない社会に生きている。
ビッグデータによる経験則でコンピュータは人間を科学し、人間と遜色のないアンドロイドが出現するのが目前に迫っている。
ロボットやアンドロイドを好意的に捉えているのは日本人だけであり、欧米人はそれに警戒心や偏見を抱いていることはあまり知られていない。
アトムや鉄人28号やマジンガーZやガンダムやエヴァンゲリオンといった人を助けるロボットアニメーションは日本でしか育まれていない特別な文化なのだ。
欧米人はロボットやアンドロイドを悪魔的なもの、あるいは奴隷・召使いとして見ることしかできない。
フランケンシュタインを見ても、スターウォーズを見ても登場するのは悪意と召使いに他ならない。
ここ10年いろんなアンドロイドの洋画が公開されているが、いづれも人間の敵として描かれているものばかりなのである。
攻殻機動隊に描かれているように、30年以内にピュアな肉体をもつ人はこの社会からいなくなる。
全ての人が多かれ少なかれコンピュータを肉体に埋め込む社会になることは疑いようがない。
born to be embedded computer.
コンピュータは人の自己同一性(ID)を担保するものであり、人の能力を支援及び拡張するものとなる。
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