電話は10年後の社会では使われていない
最近の新入社員は会社を辞めたくなるほど電話に出るのがいやだという。
私は会社という組織に入ったころ、しばらくの間は電話に出ることができなかったし、とても怖かった。
理由は次のようなものだったと思う。
1)社内にいる人の顔と席と名前が一致しなかった
自己紹介して一度くらい挨拶しただけではとても憶えられるものではない。
2)とにかく恥ずかしかった
会社ではいつも緊張していたので、緊張していると電話相手の名前が聞き取れなかったりする。
3)電話に出る人は決まっていたしその人に任せればいいか
小さな事業所なら総務の女子が電話に出るだろうし、大きな事業所でも電話に出たがる人というのはいるものだ。
そんな私が部署内で誰よりも早く電話を取るようになるとは夢にも思わなかった。
私の机の上のビジネスホンを受話器をあげるだけで電話が取れるように総務に頼んだりまでした。(ビジネスホンの設定によっては、受話器を上げてから回線ボタンを押さなくてはならない場合があるのだ。)
私が勤務した部署では営業も兼ねていたので、新規顧客の電話をとった人がその顧客を受け持つことになっていた。
電話に積極的に出ることが営業活動になっていたのである。
電話に出るのがいやだと感じる人であっても、電話に出るごとに数万円給料が増えるとしたら嬉々として電話に出るだろう。
この社会の多くの問題は慣れることにより解消する。
「慣れる」には環境が大切で、慣れることができるほど頻繁にその問題に直面できる環境がなければならない。
電話は10年後にはこの社会では使わていない。
しかし、直面した問題を解決する練習のために電話から逃げずに克服することを勧める。
一度逃げれば、その人は他の問題からも逃げる人生になってしまいがちだからだ。
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