この社会で生きていくために仕事というのはこうやるのだ、ということを学習できる環境で育つことができたことに感謝する
淡々と将棋盤に向かう藤井聡太さんは勝ち進むことで、周りの人々に自然に恩返ししているのだなと感じる。
幼稚園生から通う瀬戸市のふみもと将棋教室は繁盛し、月に一度訪れていたラーメン店は繁盛し、日本将棋連盟所属の先輩棋士たちは藤井さんが勝つおかげで仕事を得ている。
なによりも、幼稚園、小学校と対戦した対戦相手に勇気と元気を与えている。
私は、”求めずに努力し努力せずに成し遂げる人”という言葉が大好きである。
どこかのサイトで目にした内容を自分なりに噛み砕いて作った言葉だ。
「僕はたまたま将棋が好きなので将棋を一所懸命している。好きなことは人それぞれだと思います。」
ひたむきに努力する人に多くの人は応援したいと感じる。それは感動という代償を期待してのことかもしれない。
人はこの社会で生きていく中で、どうしても代償を求めてしまう。当たり前といえば当たり前のことだろう。
しかし、代償を求めずにただ好きだから一所懸命努力する人もいる。
その人は、努力しているとは思ってはいない。
ただ好きだから、朝から晩まで将棋のことを考え、詰将棋問題集を解き、寝る間を惜しんで棋譜を並べる。
私はアプリというものを作るのが得意だし大好きだ。
この社会で人が生きていくには、米や味噌を買わなければならない。
代償をいただき、好きなアプリを作って生きていることに感謝している。
アプリを作っていると、「この機能を実現するのは無理だな」と諦めたくなることがよくある。
そんなときは、”求めずに努力し努力せずに成し遂げる人”を思い出す。
なんとか答えをひねり出そうと頭をフル回転させ、「こうしたら実現できるのではないか」とある方法を思いつき、そして実践してみる。
こんなことをなん度も繰り返す。
そして、答えにたどり着き、安堵と達成感を味わう。
毎回、難解な機能が実現できたことに感謝する。
自分だけの力で達成できたわけではないのだと、力を貸してくれた人に感謝する。
コンピュータとアセンブラとC言語を教えていただいた酒井先生に感謝する。
この社会で生きていくために仕事というのはこうやるのだ、ということを学習できる環境で育つことができたことに感謝する。
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