人は自分自身で自覚できる「感情」とは別に、自分では自覚することが決してできない「深層心理」とで動いている
日本中の期待に応え続けて29試合勝ち続けた藤井聡太四段。
連勝中の対局後のインタビューでは、
「連勝のプレッシャーはないです。」
「疲れはありません。」
連勝ストップ後のインタビューでも、
「調子を崩しているということはありません。」
と語っていた藤井四段だった。
しかし、周囲には「調子が悪いです。」と語っていた。
私も藤井さんをみていて、疲れが溜まってるなと感じていたし、藤井さんらしい積極的な手が姿を消してしまったことを感じていた。
7月。
8月。
9月。
とそんな状態が続いていた藤井四段。
10月12日、順位戦が行われた。
この日指された藤井四段の36手目「8六飛車」をみて、長い長いスランプを超えてようやく積極的な「藤井さんらしさ」が戻って来たなと感じた。
そして、6月に成し遂げた「29連勝」後初めて、この日の対局の勝利で7連勝となった。
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人は、自分自身で自覚できる「感情」とは別に自分では自覚することが決してできない「深層心理」とで動いている。
藤井さんの語った「連勝のプレッシャーはないです。」という言葉は本心だったと思う。
しかし、中学二年生から三年生の子供の藤井さんには自覚しているいないに関わらず、第三者には分からないとても大きなプレッシャーがかかっていたのだ。
昨年の10月に渡辺九段が起こした事件以来、将棋界は暗く沈んでいた。
その同じ月にプロ棋士になった藤井四段は、12月から6月までの半年間、プレッシャーを一身に受けて戦った。
戦う相手は、「大人」。
大人が血眼になってムキになって研究し尽くして子供の藤井四段にむかう大人たちのなりふり構わぬ姿をみて、「子供だなぁ」と感じた。
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