2020年代へのコミットメント
大規模なデータセンタもシステム管理者すら必要のないシステムが、2017年に入り、ブロックチェーンによって次々と実現しています。
ブロックチェーンは、技術的な観点では、「ハッシュ・電子署名・暗号化アルゴリズム」を活用したリストデータ構造のデータのかたまりです。
すでにあるブロックチェーンデータの真正性(確かさ)を確保するだけなら、先に挙げたような3つの暗号関連技術だけで十分なのです。
しかし、管理者を置かないシステムにおいて、ブロックチェーンデータを誰が生成し、かつ悪意のある第三者から保護するかという「管理者のいない通貨システムにおける二重払い問題」を解決するには、中本智が「Proof-of-Work」と名づけた ”数学的に解決できない問題を解くことで落札者(ブロックチェーンを管理する人)をその都度ごと(1日に144人)に毎回決定するしくみ” が決定的な役割を担っています。
ブロックチェーンは、欧州ではすでにシェアリングエコノミーや住民票システムとして実運用されています。
2020年代は、これまでの「クラウド」から「ブロックチェーン」にメインストリームが大きく変わる時期です。
中本智さんという日本人が考案したブロックチェーンは、資本や知名度のある大企業でしか構築できなかった銀行システムのような信頼性の求められるミッションクリティカルなシステムを小規模な組織であっても構築できるという特徴をもっています。
ブロックチェーンP2Pネットワークをプラットフォームとしたシステムやアプリを、私たちはここ日本で開発および活用推進していきます。
”あなたが奇跡を見たいと思うなら、自分の手をごらんなさい。
瞬間瞬間に私たちが見ているものこそが奇跡そのものなのだから。”
2018年2月14日 ウェブバナナユナイト東京横浜 代表/プログラマー 水口洋一
わたしがコンピュータの世界で生きてこれたことに感謝するとともに、30万ダウンロードを記録したiPadアプリ「システム手帳」をなぜ開発することができたのか?その理由をみなさんと一緒に解いていく内容となっています。
お手にとっていただければ嬉しい限りです。
ハケン適齢期 〜わたしが大ヒットiPadアプリを作ることができたすべての理由。〜 | 水口よういち | 労働政策 | Kindleストア | Amazon